検査⽅法と注意点
検査⽅法
1:検査前に点滴などを⾏い、その点滴から鎮静剤を投与します。
2:検査中は脈拍と酸素飽和度のモニターを付けて絶えず観察を⾏いながら進めて⾏きますので安⼼して受けていただけます。
検査を受ける前の注意点
狭⼼症や脳梗塞などの⾎液をサラサラにする薬
- バイアスピリン
- バファリン
- パナルジンなど糖尿病の薬
を服⽤している⽅は必ず医師に申し出てください。
おくすり⼿帳をお持ちの⽅はご持参ください。
⿇酔薬にアレルギーをお持ちの⽅は事前に医師や看護師にお申し出ください。
内視鏡内科
endoscopy⼀般的には胃カメラと⾔われ上部消化管(下咽頭、⾷道、胃、⼗⼆指腸上部)の観察を⾏う検査です。当院では鎮静剤を⽤いながら内視鏡検査を⾏うことで嘔吐反射が少なく苦しみのない検査を⾏っております。以下の症状が当てはまる⽅は胃内視鏡検査をおすすめします。
⼝から内視鏡を挿⼊する「経⼝内視鏡」と⿐から内視鏡を挿⼊する「経⿐内視鏡」があります。
経口内視鏡検査 |
経鼻内視鏡検査 |
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経口内視鏡検査 |
経鼻内視鏡検査 |
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挿入経路 | ||
⿇酔 | ⼝の局所⿇酔 | ⿐と⼝に局所麻酔 |
鎮静剤(眠る薬) | 使⽤可能 (お勧め) |
通常使⽤しません |
生検 | ○ | ○ |
苦痛の少なさ | ◎ | ○~△ |
検査中の会話 | × | ○ |
検査後の安静 | 1時間程度の 安静が必要です |
必要ありません |
検査後のご注意 |
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1:検査前に点滴などを⾏い、その点滴から鎮静剤を投与します。
2:検査中は脈拍と酸素飽和度のモニターを付けて絶えず観察を⾏いながら進めて⾏きますので安⼼して受けていただけます。
狭⼼症や脳梗塞などの⾎液をサラサラにする薬
を服⽤している⽅は必ず医師に申し出てください。
おくすり⼿帳をお持ちの⽅はご持参ください。
⿇酔薬にアレルギーをお持ちの⽅は事前に医師や看護師にお申し出ください。
⼣⾷は消化の良いものを21時頃までに済ませそれ以降は⾷事を控えてください。アルコールも控えてください。
お⽔、お茶は飲むことができます。
検査当⽇は絶⾷で予約時間にお越しください。
コップ1杯程度のお⽔またはお茶でしたら飲⽤していただいても構いません。
鎮静剤(⿇酔)を使⽤される⽅は⾞や⾃転⾞での来院はご遠慮ください。
服装はゆったりしたものでお越しください。
胃の中を観察しやすいように消泡剤(胃の中の泡を消す薬)、粘液除去薬の⽔薬を飲んでいただきます。また⿇酔の薬をいれるための点滴をとります。
喉の⿇酔を使⽤しマウスピースを加えてから、希望者は鎮静剤(⿇酔の薬)を開始し、緊張をほぐします。緊張がほぐれてからファイバースコープ(内視鏡)を⼝から挿⼊し検査を開始します。
必要があれば⻘い液体を胃内にかけて精査したり組織の検査(組織を採り、顕微鏡で後⽇に検査する)を⾏うことがあります。
所要時間約5〜10分です。
基本的には1時間程度、鎮静剤の効果が切れるまで回復室で休んでいただきます。気分が悪いときはお申し出ください。
お休みいただいた後、検査後の注意事項の説明があります。
メリット | デメリット |
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胃カメラ検査費用はおよそ下記になります。
1割負担 | 3割負担 | |
胃内視鏡検査料 | 約1,300円 | 約4,000円 |
ピロリ菌検査料 | 約500円 | 約1,500円 |
病理組織検査料 | 約1,300~2,200円 | 約3,900~6,600円 |
上記の値段にプラス診察代などを頂きます。
⼤腸内視鏡検査は、肛⾨から内視鏡を⼊れて⼤腸内を直接観察する検査で、⼤腸のポリープや、がん、炎症疾患などの病気を⾒つけ、診断するのに⾮常に有⽤な検査です。
⼤腸がんや⼤腸ポリープは、定期的な内視鏡検査を⾏っていれば早期に発⾒でき、内視鏡での治療が可能な病気です。
つまり⼤腸がんは予防できる「癌(がん)」のひとつであると⾔えます。
現在、⼤腸がんは⼥性ではがん死亡原因の第1位、男性では第3位となっています。
⼤腸内視鏡検査を定期的にきちんと受けることが⼤腸がんの早期発⾒・早期治療にはとても⼤切です。以下の症状が当てはまる⽅は⼤腸内視鏡検査をおすすめします。
1:鎮静剤を使⽤します。肛⾨からファイバースコープ(内視鏡)を挿⼊し検査を⾏います。
2:必要に応じてポリープ切除を⾏います。
狭⼼症や脳梗塞などの⾎液をサラサラにする薬
を服⽤している⽅は必ず医師に申し出てください。
おくすり⼿帳をお持ちの⽅はご持参ください。
⿇酔薬にアレルギーをお持ちの⽅は事前に医師や看護師にお申し出ください。
検査前⽇は柔らかくて消化の良い物をお召し上がりください。
きのこ、こんにゃく、海藻、根菜類など⾷物線維を多く含んだ⾷物、脂肪分を含んだ⾷物、果物など消化に時間のかかるものは避けるようにしてください。
⼣⾷は早めに済ませ、21時以降は⾷事を控えてください。
飲⽔は可能です。
乳製品やアルコールの摂取は控えて下さい。
就寝前に処⽅された下剤を飲んでいただきます。
検査当⽇は絶⾷で予約時間にお越し下さい。
お⽔またはお茶でしたら飲⽤して頂いても構いません。
鎮静剤(⿇酔)を使⽤するため⾃転⾞、バイク、⾞でのご来院はご遠慮ください。
前処置で腸をきれいにするお薬(腸管洗浄液)約2Lを飲んで頂きます。
腸がきれいになるまで個⼈差はありますがだいたい2〜3時間程度です。
排泄物に固形物がなくなり⻩⾊い液体になるまで待機していただきます。
鎮静剤を使⽤します。
肛⾨からファイバースコープ(内視鏡)を挿⼊し検査を⾏います。必要に応じてポリープ切除を⾏います。
所要時間約10〜20分です。
基本的には1時間程度、鎮静剤の効果が切れるまで回復室で、休んで頂きます。気分が悪いときはお申し出下さい。
お休みいただいた後、検査後の注意事項の説明があります。
※腹痛、⾎便などの症状が出たときは当院にご連絡ください。
⼤腸内視鏡検査費⽤はおよそ下記になります。
検査項目 | 1割 | 3割 |
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大腸内視鏡(観察のみ) | 約1,700円 | 約5,000円 |
初再診料+麻酔点滴等 +下剤等の諸経費 |
約800円~1,500円 | 約2,500円~4,000円 |
合計 | 約2,500円~3,200円 | 約7,500円~9,000円 |
追加項目 | 1割 | 3割 |
---|---|---|
病理組織検査 *部位や個数による |
約1,500円~4,000円 | 約4,000円~11,000円 |
検査項目 | 1割 | 3割 |
---|---|---|
大腸ポリープ切除術 | 約5,000円 | 約15,000円 |
初再診料+麻酔点滴等 +下剤等の諸経費 |
約800円~1,500円 | 約2,500円~4,000円 |
病理組織検査 *部位や個数による |
約1,000円~3,000円 | 約3,000円~10,000円 |
合計 | 約6,800円~10,000円 | 約20,000円~30,000円 |
※令和5年4月 現在
大腸内視鏡検査では腸内をきちんと観察し必要な処置をするため腸内の便をきれいにする必要があります。そのため下剤を服用していただきます。
最も一般的で多くの病院で使用されている下剤です。
下剤とお水を交互に服用して頂きます。
メリット | デメリット |
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50錠の錠剤を2ℓの水分で2時間かけて服用します。
メリット | デメリット |
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